【中小企業診断士《1次》過去問】H.27 企業経営理論 問28

回答 ア

問28. 価格政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア EDLP を実現するためには、メーカーとの交渉を通じて一定期間の買取り数量を決め、納入価格を引き下げ、価格を固定し、自動発注化や物流合理化などを促進する必要がある。

RIHISA
『EDLP』とは、Everyday Low Priceの略です。
特売日を設けずに、常に低価格を提供し続けることで集客する価格政策をさします。
低価格を維持するためには、一定期間の買取り数量を取り決めることで納入価格を押さえる必要があります。
また、発注や物流の効率化をすることでコストを最大限に下げることで利益を確保します。

〇です。

イ キャプティブ(虜)・プライシングは、同時に使用される必要のある2つの商品のマージンを各々高く設定する価格政策である。

RIHISA
『キャプティブ・プライシング』とは、主体となる本体の価格を下げて付随して使用される消耗品の価格を相対的に高く設定することによって利益を確保する価格政策です。

したがって「同時に使用される必要のある2つの商品のマージンを各々高く設定する」わけではないので、

×です。

ウ ターゲット・コスティングによる価格決定は、ある製品に要する変動費と固定費の水準をもとにして、そこにマージンを付加する方法である。

RIHISA
『ターゲット・コスティング』とは、市場ニーズや競合製品の価格から”販売価格”を決めて、そこから目標とする利益を差し引いた価格を”原価”と定めます。
この“原価”に合わせるように、開発・製造・販売のコストを投下する価格政策です。

したがって「製品に要する変動費と固定費の水準をもとにして、そこにマージンを付加する方法」ではありません。

×です。

エ 日本の小売業では、チラシを用いた特売を活用したロスリーダー方式が採用される場合が多い。その主な狙いは消費者による単品大量購買を喚起することである。

RIHISA
『ロスリーダー方式』とは、採算度外視の安い価格の商品をチラシ等で宣伝することで集客をおこない、併売する利益率の高い商品で赤字を補填する販売政策です。

前半部分は問題ありませんが、後半の「主な狙いは消費者による単品大量購買を喚起する」部分が間違っています。
単品ではなく、複数の商品を買ってもらうことが必要です。

×です。

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2018年の夏、ひょんなことから営業マンから経営戦略室へ異動しました。 経営とは何ぞやという知識も実践経験も足りない… 学習したことをなるべく分かりやすく配信しつつ、経験値を稼ぐために アラサー親父、サイト運営に乗り出す!