【中小企業診断士《1次》過去問】H.28 企業経営理論 問32

回答 エ

問32. 顧客が製品やサービスに求める価値は、基本価値、便宜価値、感覚価値と観念価値の4つに分けられる。これらの価値に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア すべての価値を一度に高められない場合、基本価値のレベルにかかわらず、ターゲットに応じて他の価値のいずれかを強化することが得策である。

RIHISA
『基本価値』というのは、自動車で例えると「動くこと」に相当します。
したがって「基本価値のレベルにかかわらず、ターゲットに応じて他の価値のいずれかを強化することが得策」という記述が不適当です。

想像してみてください。
運転補助機能付き(便宜価値)で、ポルシェのような流線型のカッコいいデザイン(感覚価値)、でも時速20㎞/hまでしか出ません。
のような自動車が仮にあったとしても誰も買いませんよね?
「動くこと」という『基本価値』を先ず高めることが必要です。

×です。

イ 製品やサービスが顧客にもたらす基本価値や便宜価値は、普遍性や安定性が高く、顧客は価値を理解しやすい。したがって、顧客の満足を得るために企業担当者は、常に、機能を増やし、効用を高め続けることを強いられている。

RIHISA
自動車に例えると『基本価値』は「動くこと」、『便宜価値』は「速く走る」です。
確かに、これらは「普遍性や安定性が高く、顧客は価値を理解しやすい」と言えるでしょう。

しかしながら、機能強化には限界があり「カッコいい」等の『感覚価値』や「ブランド力」のある『観念価値』を高めていくことが肝要です。

×です。

ウ 製品やサービスの感覚価値は、顧客の客観的な優劣判断を困難にする。そのため、この価値を高めることで、企業は一般的に価格競争に巻き込まれやすくなる。

RIHISA
自動車で例えると「カッコいい」という『感覚価値』は、お客さんそれぞれの価値観に寄るので、「客観的な優劣判断を困難にする」という記述は問題ないでしょう。

この価値は、購入したいと考えるお客さんにとっての差別化要素であると考えられるので「企業は一般的に価格競争に巻き込まれ」にくくなるはずです。

×です。

エ 入手の難しい高価なブランドにおいては、観念価値の作用する割合が大きく、ブランドの歴史や物語などの訴求を通じて、ブランドの高い価値を支えている。

RIHISA
『観念価値』は、いわば「ブランド力」です。その製品やサービスを所有すること自体がステータスになり得るような価値です。

したがって、記述のとおりと言えます。

〇です。

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ABOUTこの記事をかいた人

2018年の夏、ひょんなことから営業マンから経営戦略室へ異動しました。 経営とは何ぞやという知識も実践経験も足りない… 学習したことをなるべく分かりやすく配信しつつ、経験値を稼ぐために アラサー親父、サイト運営に乗り出す!