【中小企業診断士《1次》過去問】H.30 企業経営理論 問10

Table of Contents

回答 ウ

問10. 製品開発期間の短縮を図るために、製品開発のプロセスに注目して、いくつかの手法を体系的に組み合わせることが行われている。そのような手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア オーバーラップの開発手法では、開発プロセスの上流タスクの完了前に下流タスクを先行してスタートさせるので、事前に両タスクの内容を綿密に設計することが必要である。

RIHISA
開発手法がオーバラップしているということは、工程がある程度進んだら次のステップを同時並行で進めています。

「事前に両タスクの内容を緻密に設計する」のではなく、臨機応変に進捗に合わせてタスクを設計することが肝要のはずです。

×です。

イ オーバーラップの開発手法では、開発プロセスの上流タスクと下流タスクの相互信頼が強い場合に効果的であり、コミュニケーション頻度や相互の調整を著しく減少させることによって開発期間が短縮される。

RIHISA
オーバラップ開発手法では、前工程と後工程が同時並行で進められます。

したがって、「コミュニケーション頻度や相互の調整を著しく減少させること」は必要不可欠であり、「減少させること」は返って手戻りが増える要因になり兼ねません。

×です。

ウ 開発前半に速いスピードで解決できる問題を集中させて、開発後半で発生しやすく、時間や費用のかかる設計変更などの反復回数を減らすことは、開発期間の短縮に効果的である。

RIHISA
開発の前半で可能な限りに問題解決をしていくことで、開発後半に発生する問題を減らすことができるのは当然ですよね。
これをフロントローディングと言います。

結果として「時間や費用のかかる設計変更など」の手戻りを減らす効果が見込めるため、トータルの開発期間は短くできるはずです。

〇です。

エ コンピューター支援エンジニアリング(CAE)が開発手法の根本的な変革として自動車開発で導入が進んでいるのは、コンピューター上でシミュレーションしながら製品の完成度を評価できるので、実物試作が不要になるからである。

RIHISA
CAEは、実物試作の前にシミュレーションできることが魅力です。
故に自動車開発では重宝されています。
しかしながら、実物試作が全く不要になるわけではありません。

×です。

オ フロントローディングでは、開発初期段階で開発に必要な経営資源の投入量が増加するので、開発後期での設計変更は不要になる。

RIHISA
フロントローディングは、開発前半に資源投下によって完成度を高めて、後半の負荷を軽減させる手法です。
とは言え、「開発後期での設計変更は不要」になるわけがありません。

×です。

ランキング参加中!


人気ブログランキング にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村


ABOUTこの記事をかいた人

2018年の夏、ひょんなことから営業マンから経営戦略室へ異動しました。 経営とは何ぞやという知識も実践経験も足りない… 学習したことをなるべく分かりやすく配信しつつ、経験値を稼ぐために アラサー親父、サイト運営に乗り出す!