・最速で『現在価値』のことを知りたい方
・財務会計を学び始めたばかりの方
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【現在価値】現役の経営戦略室が教える超基礎!
お金には時間的価値がある
「お金には時間的価値がある」と言われてもピンときませんよね…
身近な例として銀行にお金を預けた時の『利息』があります。
通帳記帳をしてみたら『利息』として十数円が振り込まれていた経験がありませんか?
銀行に「お金を預ける」というのは言い換えれば、私たちは銀行に「お金を貸している」ということです。
私たちが貸しているお金の使用料として銀行が支払うのが『利息』です。
利息は貸し付けられたお金に対して年間でいくら払いますということを金利〇%と表現します。
日本は超低金利なので2019年9月現在で金融機関の普通預金の金利は0.01%程度です。100万円を預けていても、年間で100円しか利息を受け取れないという状況です(預けるのが馬鹿らしくなるくらい少ないですよね…)
金利〇%でついた『利息』が「お金の時間的価値」の変化です。
たかだか十数円であっても、お金を預けたときから一年後に利息を受け取ったときでは、金額が増えました。つまり時間の経過によってお金の価値が変わったと言えます。
現在価値と将来価値
時間の変化にともなってお金の価値が変わることは何となく理解できましたか?
具体的な例で考えてみましょう。期待収益率5%の金融商品があったとします。
現在の100万円は1年後に105万円になっています。1年後で比べてみると現在の100万円より1年後は5万円の価値が上乗せされます。
2年後はどうなるでしょうか?
期待収益率は変わらないという前提で考えます。1年後のお金の価値である105万円に対して、5%の収益が見込めるので105万円×105%で2年後の将来価値は110.25万円と計算できます。
このときの 現在の100万円は『現在価値』、1年後の105万円あるいは2年後の110.25万円は『将来価値』と言います。
雪だるま式に増えていく『複利』
最初にもっていたお金に、時間的な価値で得たお金を上乗せして次の期間も同じ期待収益率でお金が増えると考えると、
時間的な価値で得たお金にも期待収益率が乗るので雪だるま式に増えていきます。これを「複利」といいます。
投資だけでなく借金でも同じ「複利」効果が発生するので、消費者金融でお金を借りてしまったあげく雪だるま式に借金が膨らんだということが起きるのです。
将来のお金は、時間的な価値を割り引いて考える
では、将来価値がおおよそわかっている場合はどうでしょうか?
お金には時間的な価値があるので、現在価値になおしてあげる必要がありますよね。現在の価値になおすことを「現在価値に割り引く」と言います。
1年後に105万円の将来価値があるお金の割引率が5%であった場合、現在の価値に割り引いて100万円と計算します。
割引率と期待収益率の関係は表裏の関係にある
期待収益率5%の金融商品の将来価値を計算した場合の現在価値×(1+0.05)の逆で、割引率5%の将来価値があるお金は、将来価値÷(1+0.05)という式で表されます。
現在価値から将来価値を求める場合には「期待収益率」、一方で将来価値から現在価値を求める場合には「割引率」を使います。
まとめ
現在価値、将来価値、割引率、期待収益率は基本概念なので是非とも覚えてください。
・ 将来価値=現在価値×(1+期待収益率)
・ 現在価値=将来価値×(1+割引率)
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