・新しく資格取得をお考えの方
・30代の中堅社員
・中小企業診断士を目指して勉強中の方
【30代サラリーマンの資格取得】「中小企業診断士」一択な理由
理由:「経営」の基礎知識を網羅的に学べるため
「いやいや、私は営業だから・技術職だから・研究開発部門だから」という反論が聞こえてきそうですが、長いサラリーマン人生の中で「経営」に全く携わらないなんてことはあり得ないと思います。
「経営」の基礎知識を有していることの最大のメリットは、事業を俯瞰的に観察できることでしょう。
30代であれば、少なくとも30年近くは働く必要があるはずです。同じ企業に勤め続けることを想定した場合、俯瞰的な視点を持たない方は管理職として成功は望めません。
反論:今の専門性を高めれば良いのではないか?
もちろん、間違っていないと思います。
「社内で相対的に専門性が高い」ではなく、「絶対的な専門性」が条件になるでしょう。特にITエンジニアの方は「絶対的な専門性」さえあればどこでも仕事ができる条件が揃っていると考えます。
いずれにせよ、主張したいのは「会社に依存しない個人の力」です。
個人ブランディングが必要な時代へ
終身雇用は期待できない
ビジネス環境の変化は著しいです。このニュースは耳に新しいのでは?と想像します。45歳以上の全従業員に対して人員整理を伴うリストラクチャリングを実施するという報道です。
2019年1月末に締め切った間接部門従業員の割り増し給付金付き早期退職を含めた今後のジョブ選択を
45歳以上の富士通グループ全従業員に拡大する。
日経XTECH:
[スクープ]独自入手、富士通の4月機構改革と人事異動の骨子
事実として、時代の変化に対応できる年齢は44歳までと判断されています。またこの流れは、超大手企業から大手企業や中小企業に波及していくと予想できます。
30代サラリーマンも“明日は我が身”
年功序列式に給料が上がった45歳以上は「高賃金低貢献」な存在が相対的に多いゾーンと捉えられています。
このゾーンにメスを入れることで『人件費』を大幅に削減する効果があります。当然、営業利益に還元されるためにステークホルダーのウケもよいです。
とどのつまり引く手あまたな優秀な45歳以上の人財が流出し、管理職適当の人財が空洞化することは、珍しいことではないと予想できます。
先の5年~10年後に事業を立ち上げられる人財を確保する必要で出てくるでしょう。
今後は求められる人材:イントラプレナー(社内起業家)
イントラプレナーとは、新規事業の立ち上げから運営までを担える起業家精神を持った人財です。
多くの企業で、新製品はあっという間にコモディティ化し、差別化による収益確保のために製品開発サイクルを早めることを求められています。
新規事業開発にアントレプレナーシップ人財を自社に取り込んでいく動きは継続していくでしょうが、費用面から内製化する人材戦略は必須となるはずです。
そのための「経営」の基礎知識を証明する資格としておススメします。
中小企業診断士
中小企業診断士とは?
「経営コンサルタントの国家資格」
端的に表現すると上記のようになるでしょう。中小企業診断士は「中小企業支援法」に基づく国家資格であり、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に則り登録された者と定義されます。
どんな「経営」の知識を得られるのか?
- 経営学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理(オペレーション・マネジメント)
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
これらは一次試験の全7科目です。出題範囲がいかに広く「経営」全般の知識を習得できるかがわかるかと思います。
ところで、継続的に学習を取り入れていますか?
総務省統計局が集計した 平成28年度 社会生活基本調査によれば、お勤めされている方の学習時間の平均値[※]は、
わずか6分です。
[※] 学習・自己啓発・訓練(学業以外)
調べてみるとサラリーマンは学習する時間を捻出する方法はありそうです。
スキマ時間を有効活用できるツールも活用できる
疲労困憊の中で、継続的な学習をして資格取得するのは難しいだろうとお考えと思います。最近は便利なもので、机に向かわなくとも スマートフォン、PC、タブレットで受講できるアプリケーションがあります。
通勤時間、 移動時間、昼休み、待ち時間、就寝前後など、ちょっとしたスキマ時間で気軽に勉強を取り入れてみませんか?
まとめ
学習しない人財は淘汰される時代
は、既に訪れています。
最後に信じるか信じないかはあなた次第です。また、行動を起こすのはあなた自身、まずは行動してみないと何も始まりませんよ。
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